2010年6月~
当院は禁煙指導をおこなう保険医療機関として認定をうけ、禁煙のための外来診療をおこなっています.
喫煙は習慣ではなく『ニコチン依存症』という病気です.保険を利用して禁煙外来を行うには以下の3つの条件をクリアされ、 原則5 回の外来受診を 12 週間の間に受けていただくことが必要です.
①次の10項目のうち5項目以上に該当する人
1. 自分が吸うつもり予定よりも、多くタバコを吸ってしまうことがある.
2. 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかった.
3. 禁煙したり本数を減らそうとした時に、欲しくてたまらなくなる.
4. 禁煙したり本数を減らした時に(イライラ 神経質 落ち着かない
集中しにくい ゆううつ 頭痛 眠気 胃のむかつき 脈が遅い
手のふるえ 食欲または体重増加)以上のどれかがあった.
5. 問4 であった症状を消すために、またタバコを吸うことがあった.
6. 重い病気にかかった時に、タバコはよくないとわかっていても吸う.
7. タバコのために健康問題が起きているとわかっていても吸う.
8. タバコのために精神問題が起きているとわかっていても吸う.
9 .自分はタバコに依存していると感じることがある.
10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることがあった.
②1 日の喫煙本数」×「喫煙年数」が200 以上の人
③直ちに禁煙する意思があって、文章で「禁煙宣言」ができる人.
禁煙外来では禁煙へ向けてのアドバイスや一酸化炭素濃度の測定、
ニコチンパッチの処方や禁煙補助薬(のみ薬)を必要時行いながら
禁煙の成功を応援します.
・のみ薬の参考ホームページへのリンク